日本酒を楽しむ~温度と味わいの関係~
こんにちは!しょうです!
今回は日本酒の温度と味の関係についてシェアしていきたいと思います!
日本酒が他のお酒と一味違う魅力はやはりいろいろな温度で楽しめるところです!
日本酒の温度は大きく分けて冷酒、常温(冷や)、燗酒になりますが、実は少しの温度の差で味わいが変化します。
特定の温度にはそれぞれ名称があります。
下に一覧を作りました⬇️
全てを覚えて実践しても楽しいですが、初めての方は温度が高いのと低いのを飲み比べてどのように味が変化するのか試してみることをお勧めします!
約55℃ー飛び切り燗⇨香りが強く、すごくキレが良い
約50℃ー熱燗⇨香りが際立ち、キレが良い
約45℃ー上燗⇨香りが膨らむ感覚、キレがある
約40℃ーぬる燗⇨香味と味わいに広がりがある
約35℃ー人肌燗⇨香りと味わいが際立つ
約30℃ー日向燗⇨香りがたち、滑らか
約20℃ー冷や(常温)⇨香りが柔らかく、ソフトな味わい
約15℃ー涼冷え⇨華やかな香りとまろやかな味わい
約10℃ー花冷え⇨香り、味わいともにシャープ
約5℃ー雪冷え⇨香り、味わいともに硬くてシャープな印象
温度が上がるにつれ
香りや味わいは広がりを増し、更には酸味や苦味、渋みなどに一体感が出てきて旨味も増します。50℃を超えるとキレが際立ちます。
温度が下がるにつれ
香りや味わいが締まり、シャープな印象になります。
甘味は抑えられ、香りはクリアに感じられます。
酸味、苦味、渋みそれぞれの個性が分かりやすくなります
冷や(常温20℃〜30℃)だと
その日本酒の本来の香りと味わいがわかりやすくなります
一般的に「吟醸酒は冷酒」、「普通酒はお燗向き」と言われたりといろいろな意見がありますが理論や人の意見に流されず、まずは試して飲んでみることをお勧めします。
実際に吟醸酒でも、お燗にすると酸味と旨味がまろやかに調和したり、常温や冷酒で驚くほど杯がすすむ普通酒もあります。
日本酒が秘めているまだ見ぬ魅力を、固定概念に囚われて発見出来ないのはすごく勿体ないことだと思います。
それぞれの日本酒にポテンシャルが発揮される温度があり、また自分の好みの味や温度も実体験で探求してみてください!
日本酒が最高に楽しくなること間違いなしです!
ご購読ありがとうございました!