開運 無濾過純米
こんにちは!しょうです!
自分が飲んだお酒の素晴らしさを伝えていくブログです🎬
今日はこちらのお酒をシェアしていきます!
🌾開運 純米無濾過🌾
静岡県 株式会社 土井酒造場
純米吟醸(精米歩合55%)
無濾過
しぼりたて生
アルコール度数17度
4合瓶
冷酒と燗酒でいただきます!
冷酒(5~10℃)
すっきりとした洋梨、マスカットのような上立香
華やかな香りにうっとりです☺️
ゆっくり口に含みます
甘さが際立ち、メロンのような含み香が口いっぱいに広がります
しっかりとした旨みですが、バランスが良くアルコール感も強くないです
微かな苦味と旨みが下に残ります
上手いです!
飛び抜けた個性よりも、バランスよく味のまとまり、香りの広がりの良さがシンプルに伝わります🙆♂️
燗酒(40~45℃)
上立香はバナナ
まろやかな甘い香りです
そして鼻をつつくアルコール香
口に含むと先程の華やかな
果実香が勢いよく鼻をぬけました
甘味や旨みも大きく広がりどこまでもまったりとした至福の時です♨️
冷酒と燗酒、どちらもクオリティが高いです!
残りをどっちで飲むか検討中です🙏
ご購読ありがとうございました!
日本酒の製造工程
こんにちは!しょうです!
日本酒の醸造工程について簡単に分かりやすくお伝えしたいと思います!
製造の全体像をイメージ出来るようになったら、造り方によって日本酒の味わいがどのように変化するのかが分かるようになり、日本酒選びも楽しくなります🙆♂️
日本酒造りは詳しく説明すると奥が深く専門用語も沢山使われて難しいので、今日は大まかな流れと、日本酒造りにおいて特に重要なワードのみを解説していきたいと思います!
🌾日本酒の製造工程🌾
1.精米
2.洗米、浸漬
3.蒸し
4.製麹
5.酒母造り
6.もろみ造り
7.上層
8.濾過
9.火入れ
10.貯蔵
11.加水
1.精米
精米とは、
玄米の状態から米の雑味になる不要な部分を削り取り、酒造りに適した状態にすることです
精米は精米機で行われ、どのくらい削ったのかを示すのが精米歩合です
削った残りの米の割合のことです
例えば、精米歩合が60%のお酒なら、米の40%
を削り落としたことになります
2.洗米・浸漬
精米された米は表面についた糖を落とす為に大量の水で洗います
洗った米を水に漬け、水分を吸収させます
これを浸漬といいます
浸漬の加減でこの後の蒸し米のできが変わるので、分単位の厳密さが必要になります
3.蒸米(むしまい)をつくる
浸漬を終えた米は強い蒸気で1時間以上かけて蒸されます。出来たお米を蒸米と言います
目的は米のデンプンを糊化すること
糊化することにより麹菌の繁殖をしやすくするのです
蒸米には、麹用、酒母用、もろみ用の3つの用途があります
4.製麹(せいきく)
米麹を造ります
米麹とは蒸し米に麹菌を繁殖させた物
糖化酵素があり、米のデンプンを分解して糖分を作ることができます。
冷ました蒸米を、作業台の上に均一にほぐして広げられ、そこに麹菌の胞子(種麹)を振りかけます。
これを種切りといいます
種切りした米を一箇所に集めて布をかぶせて保温し、麹菌を定着させます
以降、上手く増殖するように温度管理に気を使いながら数時間おきに混ぜ合わせます
温度や湿度を均一化したりといった作業が続いて、約2日間かけて麹が造られていくのです
5.酒母造り
酒母とは、優良で丈夫な酵母を純粋培養したものです
酒母用の小さなタンクに、水と乳酸、米麹を入れ、さらに酵母、蒸米を投入して仕込みます
タンク内では溶け出した麹の糖化酵素の働きで蒸米のデンプンが糖になり、その糖を食べて酵母が増殖して行きます
乳酸は不要な雑菌の繁殖を防ぐ為に添加します
こうして約2週間ほどかけて酵母を培養していきます
6.もろみ造り
蒸米、米麹、酒母が出来たところでもろみを造ってきます
発酵タンクに酒母をいれ、それを土台にして米麹、蒸米、水をいれていきます
全量を3回に分けていれていきます
これを3段仕込みといいます
もろみの中で麹の作用によりデンプンの糖化が起き、さらに酵母の作用により、糖分のアルコール化が起きます
この複雑な作用のことを"並行複発酵"といいます
この時、蔵人は温度調節などをして糖化と発酵のバランスを見ながらゆっくりともろみを醸していきます
7.上槽(じょうそう)
上槽とはもろみを搾り、酒粕と清酒に分ける作業になります
上槽は連続自動圧搾機や、昔ながらの木製の槽を使います
もろみを酒袋に詰めて吊るして自然にしたたるお酒をとるなど、いくつかの方法があります。
温度を低く保ち適度な圧力でおこなうことがポイントです
8.濾過(ろか)
絞ったお酒にはまだオリが含まれていて濁っています
オリとは米の破片や酵母のカスなどの不要な固形物のことです
そこでタンクに数日間静置し、オリを沈澱させて取り除きます
これを"オリ引き"といいます
さらに細かな固形物や細菌、雑味などの除去の為に濾過を行います
フィルターを通すものや活性炭を使う方法などが用いられています
9.火入れ
酒質の安定化を図るため火入れを行います
残存酵素を失活させ、殺菌をするということです
しぼりたての酒にはフレッシュな美味しさがありますが、まだ少量の酵素類が残存し、その働きで徐々に風味が変化していってしまう為です
通常は貯蔵熟成の前とその後で2回火入れをします
10.貯蔵
火入れされたお酒は主にタンクに移され、貯蔵熟成されます
熟成することによって風味が丸くなり、味が乗ってくるのです
この時も温度管理が重要になり、低温で静かに寝かせます
瓶にいれてから冷蔵貯蔵する「瓶貯蔵」も増えています
11.加水
割り水をしてアルコール度数と香味のバランスを調節します
アルコール度数は15℃ほどに調節されることが多いです
2回目の火入れを行い、瓶詰め、出荷となります
以上が一般的な日本酒の製造工程になります
長文になってしまって分かりにくいところも多々あったと思いますが
更におおまかにまとめると、
「蒸米と米麹と酒母を発酵させてもろみを造り、それを搾った物が日本酒です」
ということです!!笑
イメージが掴めたらOK!
さあ今日も日本酒を飲みに行きましょー!!
最後までご購読ありがとうございました😌
日本酒の選び方〜本醸造?純米吟醸?〜
こんにちは!しょうです!
突然ですが、日本酒のラベルによく書いてある、本醸造、純米吟醸、大吟醸などというのを目にしたことはありませんか?
これらは全て日本酒の特定名称と言います。
僕が初めて日本酒を酒屋さんに買いに言った時に思いました
「ひとつの銘柄なのにこんなに沢山種類があって、どれを選んだらいいのかさっぱり分からない!!」
日本酒はやっぱり難しいと思ってなかなか手をつけられずにいました!
しかし!
勉強してみると実は思ったより複雑ではなくシンプルなものでした!
これを知った時から日本酒の味や特徴が飲んでいて少しずつ分かるようになりました🎶
今日はその特定名称の特徴を分かりやす〜くまとめてみました!
日本酒を自分自信が理解を持って選べるようになり、味や香りの違いもわかるようになります!
きっともっと日本酒が好きになります!
特定名称酒は大きく2つに分けることができます!
醸造アルコールを添加している本醸造タイプ
醸造アルコール添加なしの純米タイプ
です
さらに精米歩合の違いによりそれぞれ4種類ずつ分けることが出来ます🌱
精米歩合とは米を磨いた後の米の割合を示しています例えば精米歩合60%と記載があれば、
米の周りから40%を削った、残りの60%部分を使って造りました。と言う意味です。
特定名称による特徴の違い
(原料:米、米麹、
固有の香味、色沢が良好
純米大吟醸酒
(原料:米、米麹)
(原料:米、米麹、
固有の香味、色沢が良好
純米吟醸酒
(原料:米、米麹)
特別本醸造酒
(原料:米、米麹、
特別な製造方法
香味、色沢が特に良好
純米吟醸酒
(原料:米、米麹)
本醸造酒
(原料:米、米麹、
香味、色沢が良好
純米酒
(原料:米、米麹 )
普通酒
特定名称の規定に当てはまらないその他の日本酒が普通酒と呼ばれます。ひと口に普通酒といっても、本醸造系で精米歩合が70%以上のものから、原材料に糖類等が添加されたものまで幅広くあります。
純米タイプは比較的にボディに厚みがあり
甘味、酸味、苦味と味わいが多様なものが増えてきている傾向にあります。
本醸造タイプは比較的に淡麗でスッキリと辛口な味わいのお酒が多い傾向にあります。
いずれにしても実際にご自身で味わってみて、自分の好みを探すということをお勧めします!
ご購読いただきありがとうございました😌
日本酒を楽しむ~温度と味わいの関係~
こんにちは!しょうです!
今回は日本酒の温度と味の関係についてシェアしていきたいと思います!
日本酒が他のお酒と一味違う魅力はやはりいろいろな温度で楽しめるところです!
日本酒の温度は大きく分けて冷酒、常温(冷や)、燗酒になりますが、実は少しの温度の差で味わいが変化します。
特定の温度にはそれぞれ名称があります。
下に一覧を作りました⬇️
全てを覚えて実践しても楽しいですが、初めての方は温度が高いのと低いのを飲み比べてどのように味が変化するのか試してみることをお勧めします!
約55℃ー飛び切り燗⇨香りが強く、すごくキレが良い
約50℃ー熱燗⇨香りが際立ち、キレが良い
約45℃ー上燗⇨香りが膨らむ感覚、キレがある
約40℃ーぬる燗⇨香味と味わいに広がりがある
約35℃ー人肌燗⇨香りと味わいが際立つ
約30℃ー日向燗⇨香りがたち、滑らか
約20℃ー冷や(常温)⇨香りが柔らかく、ソフトな味わい
約15℃ー涼冷え⇨華やかな香りとまろやかな味わい
約10℃ー花冷え⇨香り、味わいともにシャープ
約5℃ー雪冷え⇨香り、味わいともに硬くてシャープな印象
温度が上がるにつれ
香りや味わいは広がりを増し、更には酸味や苦味、渋みなどに一体感が出てきて旨味も増します。50℃を超えるとキレが際立ちます。
温度が下がるにつれ
香りや味わいが締まり、シャープな印象になります。
甘味は抑えられ、香りはクリアに感じられます。
酸味、苦味、渋みそれぞれの個性が分かりやすくなります
冷や(常温20℃〜30℃)だと
その日本酒の本来の香りと味わいがわかりやすくなります
一般的に「吟醸酒は冷酒」、「普通酒はお燗向き」と言われたりといろいろな意見がありますが理論や人の意見に流されず、まずは試して飲んでみることをお勧めします。
実際に吟醸酒でも、お燗にすると酸味と旨味がまろやかに調和したり、常温や冷酒で驚くほど杯がすすむ普通酒もあります。
日本酒が秘めているまだ見ぬ魅力を、固定概念に囚われて発見出来ないのはすごく勿体ないことだと思います。
それぞれの日本酒にポテンシャルが発揮される温度があり、また自分の好みの味や温度も実体験で探求してみてください!
日本酒が最高に楽しくなること間違いなしです!
ご購読ありがとうございました!
鶴齡 特別純米 BY1
こんにちは!しょうです!
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🌾鶴齡 特別純米 令和元年度酒造 生原酒🌾
新潟県 青木酒造株式会社
特別純米(55%)
アルコール度数17度
酒米 美山錦100%
無濾過生原酒
1BY(令和元年度醸造)
今年醸造されたばかりの新酒で生酒ですので「しぼりたて生」ということになります
今回は冷酒と熱燗の飲み比べでいきます!
冷酒(5〜10℃)
上立香はメロンのような甘く低い酸度の果実香
口に含んだ時にゆっくり広がるジューシーで濃厚なメロンの香りと米の強い旨味、甘味🌱
心地よく鼻を抜けるアルコール感!
その後は甘味がスーッとキレて、口に残らないスッキリ燗!
そして鋭く伸びのある米の旨味がゆっくり消えていくのを感じます。
うまいです!
しぼりたて生らしいフレッシュさ、味と香りの主張が、はっきりでていて元気いっぱいのお酒といった印象です!
甘口よりですがキレがあり、後に残らないところが魅力です!
チーズとの相性抜群はでした!
燗酒(40〜45℃)🍶
香りは丸くなり、メロンにびわのような香りがプラスしたようでした
口に入れた瞬間、酸、甘み、旨味をジューシーな果実香が、ぶわっと広がります。
余韻として強くなった旨味だけが残り、全ての風味がスッとキレていきます
冷酒、燗酒どちらも捨て難い美味しさです!
今年の最初の新酒なので残りをゆっくり大切に味の変化を楽しみながら飲んでいきたいと思います🥂
今回は東京メトロ千代田線千駄木駅から徒歩3分ほどの「伊勢五本店」さんで購入いたしました!
ご購読ありがとうございました😊
新政 PRIVATE LAB 陽乃鳥
こんにちは!しょうです!
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🌾新政 PRIVATE LAB 陽乃鳥🌾
秋田県 新政酒造
貴醸酒(精米歩合65%)
アルコール度数14度
生酛造り 別誂 中取り 4合瓶
オーク樽貯蔵酒が仕込み時に使われているとの事です。
※貴醸酒を仕込む際の製法で使われる清酒のことです。
冷やと燗酒で試してみたいと思います!
冷や(15~20℃)
ワイングラスに注ぎ上立香を確認します🥂
色は微かに黄色がかっています。
あっさりアルコール香と柑橘を思わせる酸と甘い香りがします🍊
そっと一口に含むと、熟したみかんの様なまろやか〜な甘みと酸味がふんわりと広がります。
舌がピリピリする程度の優しいガス感に、アルコール香も鼻を撫ぜるように優しいです☺️
余韻は微かな甘みに、それよりも少し強い程度の酸味が舌に残ります。
美味しい!!
そしてこんな日本酒は飲んだことがない!!
含んだ時の香りが複雑なまろやかさを演出しているように感じました
オーク樽貯蔵酒を入れていることによってなのかもしれませんが、はっきりオーク樽の香りを感じとれたわけではありませんでした。
燗酒(30~35℃)♨️
ぐい呑みに注いで香りを確かめます
アルコール香が広がりその中に酸のある果実香が優しいです。
口に含みます
瞬間広がる熟したみかんの香りに強調された米の旨み
そして僅かに感じることが出来た木の香り
燗にした事により甘みが目立つかなと思いましたが、バランスを保って旨みや酸味も広がりがある為、甘ったるさは感じません。
さらに驚いたのが、二口目の含み香がまるでチーズケーキ!!
続けて飲むことで口に濃厚さが増して感じれました。デザート酒にピッタリだと思います!
貴醸酒ならではのトロリとした甘みを上品に表現している1本でした!!
こちらのお酒は、千代田線千駄木駅徒歩5分の伊勢五本店で購入いたしました!
ご購読ありがとうございました!!
シン・五橋ver.3
こんにちは!しょうです!
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🌾シン・五橋 純米生原酒ver.3🌾
山口県 酒井酒造株式会社
純米大吟醸(精米歩合50%)
生原酒
アルコール度数17度
冷酒と燗酒の飲み比べで行きます
冷酒(1~5℃)
上立香は生酒らしい林檎と仄かなマスカットのような甘い香りが心地よいですね☺️
口に入れるとふわっと軽やかな果実香とキュッと引き締まったアルコールが鼻をぬけます
重厚感は感じず、スッキリ軽やかな印象です
余韻には米の旨みとわずかなアルコール感が残ります
美味いです!
華やかなながらも控えめの主張で、綺麗さと品を感じます
続いて燗にします♨️
燗酒(30~35℃)
優しく香る、リンゴに柿を合わせたような香り
とてもまろやかです
口に入れると、ゆっくり広がる熟した果実香、鼻をぬけるアルコール感、そしてまろやかに広がる米の旨み
飲み込んだあとにも米の旨みが舌の上に広がり続けます
少し濃い味つけの卵焼きや煮物に合うと思います。(今度やってみます)
全体的に香り、味のスッキリ感が特徴ですが、旨みの余韻で物足りなさなどは感じさせません
食中酒として、1番目にあったら嬉しい1本です!
今回のお酒は池袋百貨店で購入いたしました!
ご購読ありがとうございました!